今井洋介 新潟県立がんセンター新潟病院 内科
2018年11月17日(土)新潟市中央区木揚場教会にて第3回新潟例会が開催されました。
新潟例会の準備を始めるにあたり、まず思い描いたことは、「新たな仲間作り」です。
新潟市在住の世話人、今井、中塚英樹氏、高野和巳氏、橘勇人氏、西川薫氏に加え、新たに、井上真由美氏、金谷光子氏、日比野則彦氏に新潟例会の実行委員となって頂き、月一回のペースで会合を行いました。
毎回熱のこもった検討がなされましたが、それぞれのみなさまのお話しが興味深く、毎回の会議は「あっという間」でした。
「いのちは、つながり」をテーマとし、日比野則彦・愛子夫妻にポスター作製とミニ・コンサート「天上の音楽」。
基調講演として、井上真由美さんより「生まれた場所で逝く~生命の連鎖」。
講演として高野和巳さんより「逝く準備~僧侶である行政書士が語る、アドバンス・ケア・プランニング」をお願いしました。
そして、今回は、基調講演の中から重要なテーマを抽出し、参加者それぞれに、語り合いたいテーマごとにグループを作って頂き、世話人、実行委員の進行のもと、自由な意見交換をして頂きました。
二つの講演は、いずれも期待を大きく超えるものであり、生命、縁というものの不可思議さ、唯一無二の尊さが腹の底に落ちるような素晴らしいものでした。
日比野夫妻の演奏は、木揚場教会の本堂全体、そしてわれわれの心に響き、染み渡りました。
すっきりとした表情で、各グループのみなさんは、はじけるような楽しい笑い声を響かせながら、前のめりに、それぞれのテーマについて真剣にお話しを交わしておいででした。
このような場をつくりあげることができた実行委員会のみなさま、そしてバックアップ頂いた世話人のみなさまを心より敬服致します。
今後も、良い会がつむがれていくことを願ってやみません。
※第3号「つむぐニューズレター」(新潟いのちの物語をつむぐ会)発行2019年(令和元年)5月1日(水)より抜粋
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