日比野愛子さん（ソプラノ）、日比野則彦さん（サックス）
井上氏・高野氏の「生まれるいのち・看取るいのち」の講演を受けて、20分間のコンサートを行った。
はじめに、日比野が新潟での歩みの中でとても暖かい支援を受けた方が亡くなった際にプレゼントした曲「いのちのしずく」を演奏した。
泉の水がやがて天に帰り、雨のしずくとなって地を潤すように、人のいのちは、その人が注いだ愛の先に、育まれ絶えることなく続いていき、決して虚しく終わることはないことを歌詞に詠んだ曲である。
また、人が生まれてから天に帰るまで、多くの人に愛し愛され、人生の試練困難の中で支えられ過ごしていく様子を走馬灯のようにまとめた映像をバックに、「君は愛されるため生まれた」（幼少期）「You Raise Me Up」（青年期）「Amazing Grace」（老年期?天への凱旋）を演奏した。
「いのち」について、何のために生きているのか、について、価値観、また宗教によっていろんな捉え方があることを認めつつ、その違いを超えて一致できる点があるとすれば、「私たちは愛されるため生まれてきた」という事実ではないだろうか、と問いかけた。
日比野愛子氏（ソプラノ）、日比野則彦氏（サックス）
※第３号「つむぐニューズレター」（新潟いのちの物語をつむぐ会）発行2019年（令和元年）5月1日（水）より抜粋
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